これって糖尿病の初期症状?気になる症状と三大合併症とは
テーマ:症状別による予防と対策
みなさん、おはようございます。
黒にんにく卵黄油サプリメント「太陽卵卵黄油黒にんにく」
通販ショップ「太陽卵美健」店長の岩と申します。
最近どうも尿の回数が増えた、水分を摂ってもやたらと喉が渇く、
体調が悪いわけでもないのに、なぜか体重が減ってきた……。
思い当ることがあるなら、糖尿病の初期症状かもしれません。
日本人に多い糖尿病は、放置すると合併症を引き起こし、
さらに定期的な透析治療が必要になる場合もあります。
悪化を防ぐためには早期発見・早期治療が基本です。
そこで今回は知っておきたい糖尿病の初期症状と、
糖尿病に多い三大合併症などについてお伝えします。
気をつけたい糖尿病の初期症状は?
高血糖の状態が続く糖尿病は、自覚症状が出にくいのが特徴です。
糖尿病の初期症状を把握しておき、「もしかして」と思ったら、
早めに医療機関を受診することが、悪化防止につながります。
代表的な症状について、一つずつ内容を見てみましょう。
1. 異常なほどに、やたらと喉が渇く
暑いわけでなく運動後でもないのに、喉が渇くようになります。
異常なほどに喉が渇き水を飲みたくなるなら、気をつけましょう。
糖尿病は高血糖が続き、血液中の糖濃度が高くなっている状態。
すると脳は血液を薄めようとし、水分を摂るように指令を出します。
その結果、異常なほどにやたらと喉が渇くことになるというわけです。
2. 以前と比べて尿の回数や量が増え、尿に泡が立つ
最近、昼夜関係なくトイレに行く回数が増えていませんか?
尿の回数が増えるのも、代表的な糖尿病の初期症状です。
血液中のブドウ糖を体外に排出させようと腎臓が働くことで、
尿の回数や量が増え、頻尿や多尿の状態になります。
また、尿の中にブドウ糖が排泄されるようになると、
尿の粘り気が高くなり、尿が泡立つようになります。
3. 体調不良でもないのに、体重が落ちてきた
食欲がないわけでもなく、体調も良好であるにも関わらず、
体重が目に見えて減ってきた場合も、注意が必要です。
インスリンの働きが悪くなって、食事から摂った糖質を
エネルギー源として使えなくなっている可能性があります。
この場合、脂肪や筋肉のたんぱく質などを分解することで、
活動のエネルギーを得ている状態ということになります。
思い当たるなら、早めに医療機関を受診しましょう。
4. 食べているのに、なぜか空腹を感じる
やたらと空腹を感じるのも、糖尿病の初期症状の一つ。
食事から摂ったブドウ糖が体内にうまく吸収できておらず、
そのために、脳が「食べていない」と認識してしまうのです。
空腹感をおぼえるからといって甘いものを食べると、
さらに、糖尿病を進行させますから、注意が必要です。
5. どうしようもないだるさや眠気を感じる
疲れや睡眠不足などが重なれば、誰でも倦怠感や眠気を感じます。
ただし異様なだるさや眠気は、糖尿病のサインかもしれません。
特に食後にしんどくなる場合や、眠い状態が続く場合は、
高血糖による症状の可能性がありますので、注意しましょう。
どうして糖尿病が心配なのか?
ここまで、代表的な糖尿病の初期症状をご紹介してきましたが、
糖尿病が危険だと言われる理由は、合併症になる可能性が高いため。
糖尿病による目の病気(糖尿病性網膜症)や腎臓の病気(糖尿病性腎症)
手足のしびれをはじめとした末梢神経の病気(糖尿病性神経障害)は、
昔から「糖尿病の三大合併症」と呼ばれてきました。
それぞれの病気について、発症する理由や主な症状を見てみましょう。
1. 糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は、日本では成人の失明原因の第一位となる病気。
血糖値が高い状態が続くことで網膜の血管が損傷し、発症します。
最初は視界がかすみ、次第に、視力低下や飛蚊症などが起こります。
網膜剥離や緑内障など、他の病気を併発する場合もあり、
さらに悪化すると、失明してしまうケースもあります。
定期的な検診と早期治療を行うことで進行を止められるため、
こまめに眼科へ行き、発症に早く気づくことが何より大切です。
2. 糖尿病神経障害
糖尿病神経障害は、合併症の中で最も早く発症するのが特徴。
症状の出方は個人差などがありますが、特に多く見られる症状が、
手先や足先の痛みやしびれなど、末梢神経において起こる障害です。
高血糖によって身体の隅々に張り巡らされている抹消神経が侵され、
次第に本来の働きができなくなってしまうのです。
中には、素足なのに靴下を履いているように感じる人もいたり、
足の裏に余分にもう一枚皮がはっているように感じる人もいたりと、
症状の感じ方にはさまざまなものがあります。
最初は主に痛みやしびれなどですが、徐々に感覚が鈍くなります。
すると足のケガやヤケドも気づかなくなるため、潰瘍や壊死を招きます。
3. 糖尿病腎症
糖尿病腎症は、高血糖によって腎臓に障害が起こる病気です。
腎臓の毛細血管が損傷することで腎臓の働きが弱くなり、
老廃物の処理がうまくできなくなってしまいます。
するとたんぱく質の一種であるアルブミンが尿中に漏れ出し、
その量が増えると、次第に全身に影響が出始めます。
さらに症状が進行すると、尿を作ることすらできなくなります。
ここまでくると、定期的な人工透析を受けることが必要になります。
個人差はありますが、人工透析は1週間に2~3回を目安に行います。
おおむね4時間以上かかるため、日常生活に大きな影響を及ぼします。
健康診断でこまめなチェックを!
糖尿病は、知らない間に三大合併症を引き起こすことも多い病気です。
少しでも早く発症に気づき、しかるべき対策を立てることが肝心。
糖尿病の初期症状がないか、普段から気をつけておくと共に、
健康診断で血糖値が正常値かどうかチェックしておきましょう。
空腹時の測った血糖値が、126mg/dl以上の場合、または、
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が6.5%以上の場合は、
「糖尿病の疑いあり」となり、検査や生活習慣の改善が必要です。
血糖値の正常値に関する内容や、にんにく卵黄サプリによる、
糖尿病予防の効果については、別記事で詳しくお伝えしています。
ぜひ参考にして、糖尿病知らずの健康な生活にお役立てくださいね!