血の巡りに良い食べ物・飲み物!効果的な摂り方も紹介
テーマ:症状別による予防と対策
みなさん、おはようございます。
黒にんにく卵黄油サプリメント「太陽卵卵黄油黒にんにく」
通販ショップ「太陽卵美健」店長の岩と申します。
私たちの健康と深く関わるのが血液です。
全身に酸素や栄養を届け老廃物を回収してくれます。
たっぷりの血液がスイスイと巡ってほしいものですよね。
血液を良い状態に保つにはやはり食生活が肝心。
そこで血の巡りを良くする食べ物・飲み物をまとめました。
効果的な摂り方もあわせて紹介しますので参考にしてください。
血の巡りに良い食べ物・飲み物
昔ながらの納豆や、和定食に欠かせないサバをはじめ、私たちの身の周りには血の巡りに良い食べ物や飲み物がたくさんあります。代表的なものを見てみましょう。
1.納豆
納豆のネバネバの正体は「ナットウキナーゼ」という酵素。この成分には、血栓を溶かす効果があります。
ちなみに血栓とは、血管内にできる血の塊のこと。血栓ができると血の流れが妨げられる原因になります。しっかりと納豆を食べたいものですね。長時間同じ姿勢を取り続けると血栓ができやすくなりますので、血栓予防のためには適度な運動も大切です。
2.サバ
サバやイワシなどの青魚にたっぷり含まれるのが、EPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸です。このEPAにも、血栓をできにくくする働きがあります。
ちなみにEPAの効果が知られたのは、グリーンランドに住む先住民族イヌイットに心臓病が少なかったことから。イヌイットの主食は魚やアザラシの肉。そのためEPAをたくさん摂っており、血液が固まりにくいという結果が出たのだそう。
EPAは、体内でほとんど作ることができない必須脂肪酸です。サバやイワシなど、青魚を食べて、血液にたっぷりとEPAを送り込んであげましょう。
3.玉ネギ
玉ネギを切ると目が痛くなって涙がポロポロ……そんな経験をお持ちの方も多いのでは?なぜ玉ネギを切ると目がしみるのかというと、「アリシン」という成分が含まれているからなんです。
このアリシンも血液が固まるのを防ぎ、血の巡りを良くする効果が期待できます。玉ネギなら毎日の料理で使いやすいので便利ですね。
4.ニンニク
ニンニクにもアリシンが含まれていますので玉ネギと同じ効果が期待できます。ニンニクというと思い出すのが、特有の強いにおい。あのにおいを生み出す正体が、実はアリシンなんです。
アリシンの働きは、血液が固まるのを防ぐだけではありません。コレステロール値の上昇も抑えると言われており、血管の健康のためにはぜひ摂りたい成分です。
ちなみにアリシンは、元は「アリイン」と呼ばれるアミノ酸の一種。刻んだりつぶしたりして空気に触れることで、アリシンへと変化します。ですからアリシンの効果を期待するなら、細かくつぶしてから使うのがおすすめです。
5.ワカメ
ワカメをはじめとした海藻類のぬめりの正体は、食物繊維の一種であるアルギン酸という成分。アルギン酸には、コレステロールを包み込み、体外へと排出する働きがあります。すっきりした血管づくりのためには、ぜひとも積極的に食べたい食材の一つです。
海藻類はミネラル豊富で、低カロリーなのも魅力。ダイエット中の方でも食べ過ぎを心配することなく食べられます。味噌汁や酢の物、煮物など、料理の幅も広いので、ぜひ毎日のメニューに取り入れたいものですね。
6.梅干し
近年梅干しは、塩分が高いため敬遠されているのだとか。特に若者の梅干し離れが進んでいるそうです。日本人にとっておなじみの梅干しは、ミネラルがたっぷり含まれた優秀な食材。しかも梅干しに含まれるクエン酸は血液の酸化を抑え、血の巡りを良くする効果も期待できます。
もちろん、摂りすぎると塩分過多になりますが、最近では、塩分を抑えたものも売られていますしはちみつ梅干しだと甘みもあり、味も穏やか。塩気が強い梅干しが苦手な方でもおすすめです。夏は汗によって失われたミネラル補給にもなるので、一石二鳥ですね。
7.トマト
トマトの赤い色素は「リコピン」という成分です。リコピンには、強い抗酸化作用があるため、血管の酸化を防ぎ、しなやかにする働きが期待できます。
しかもトマトには、「ビタミンP」も含まれています。ビタミンPは、私たちの身体中に張り巡らされた毛細血管を強くしてくれる成分。トマトを食べることで、リコピンとビタミンPのW効果が期待できます。トマトは季節を問わず年中出回っていますので、手軽に食べられるのもうれしいポイントですね。
8.トマトジュース
リコピンを摂取するということに関しては、トマトジュースのほうが効率的なんだとか。近年の健康志向によりトマトジュースの種類が増えました。いろいろなものを飲み比べてみて、お気に入りの味を見つけるのも楽しそうですね。
ただし水分も、摂りすぎるとむくみを招きます。血の巡りに良いからと飲みすぎるのではなく、あくまで適量を心がけて飲むようにしましょう。
9.ピーマン
ピーマンには、強い抗酸化力をもつビタミンCに加えて「ピラジン」という成分も豊富に含まれています。このピラジンは、ピーマンの香りや苦みの原因物質で、血の巡りを良くする効果が期待できるのです。
ピラジンはワタや種に多く含まれている成分なので、丸ごと食べるのがおすすめ。アルミホイルで包んで丸焼きにしたり、丸ごと煮浸しにしたりすれば、手軽に食べられます。
丸ごと加熱することで苦みが消え、甘みがアップ。ジューシーに仕上がります。
10.生姜
寒い季節でも、生姜を食べるとポカポカしませんか?それもそのはず、生姜の辛味成分である「ジンゲロール」には、血の巡りを良くする効果が期待できるのです。
しかもジンゲロールは、加熱することで「ショウガオール」という成分に変化。さらに、強力な作用が期待できます。寒いときには紅茶にすり下ろした生姜を入れて、生姜紅茶として飲むのもいいですね。
11.緑茶
緑茶に豊富に含まれているポリフェノールは、コレステロールの酸化を防ぎ、血の巡りを保ちます。赤ワインもポリフェノール豊富な飲み物ですが、飲みすぎると肝臓にダメージを与えかねません。緑茶なら安心して飲めますね。
ただし空腹時に濃い緑茶を大量に飲むと胃に負担をかけてしまいます。タイミングや量を見極めて飲むようにしましょう。
血の巡りを良くする食べ物、効果的な摂り方
ここまで血の巡りに良い食べ物や飲み物を紹介してきました。実はちょっとした工夫で、さらに効果アップが期待できます。いくつか紹介しましょう。
1.納豆は夜食べるのがおすすめ
眠っている間は水分をとらないため、血栓は「深夜~朝方」が特にできやすいと言われています。血栓予防のためには、納豆は夜食べるのがおすすめです。
また納豆は、定期的に食べることで、より効果が出やすくなるとも言われています。
少しずつでもいいので、毎日食べると良いでしょう。
2.サバは朝食べるのが理想
サバに含まれるEPAは、朝に摂ったほうが効率的に吸収されると言われています。
例えば、サバの塩焼きに、炊き立てごはんと納豆、スライス玉ネギ、そして海藻たっぷりの味噌汁といった、昔ながらの日本の朝ごはんなら、血の巡りに良い食べ物が一緒に摂れますね。
3.サバは手軽なサバの水煮缶が便利
サバは焼いても煮てもおいしい魚ですが、缶詰なら調理する手間がなく、すぐに食べられます。しかもEPAは煮汁に溶け出しているので、水煮缶だと煮汁が一緒に食べやすいのもうれしいポイントです。
サバは、血の巡りを良くする玉ネギとも好相性。水煮缶とスライスした玉ネギを合わせ、ポン酢をかければ、一品の出来上がりです。
4.玉ネギはなるべく生で
玉ネギに含まれるアリシンには加熱に弱いという性質があるため、生で食べるのが理想。ただし玉ネギを水に長くつけていると、せっかくのアリシンが溶け出してしまいます。
水にさらすのは、2~3分以内を目安にしましょう。
5.トマトは油炒めで吸収率アップ
本来トマトのリコピンは細胞壁に守られていますが、加熱することで細胞壁が壊れるためより吸収しやすくなると言われています。そしてリコピンは、油に溶けやすいのも特徴。だからトマトは「油で炒めて食べる」のがおすすめです。
生で食べることが多いトマトですが、実は炒め物にもぴったり!甘みが増すので、さらにおいしく食べられます。特にトマトと卵は相性抜群。赤と黄のコントラストも美しいのでぜひお試しください。
コレステロールが溜まらない身体へ!
血の巡りが悪くなる原因はさまざま。特に近年は、老化によって血管にコレステロールが蓄積し、血の巡りに問題を抱える方が増えています。悪玉コレステロールは血管壁に入り込むため、次第に血管壁が分厚くなり、通り道が狭くなります。そして血液が流れにくくなっていくのです。
コレステロールが溜まらないようにするには、運動も大切ですし、やはり食生活を整えることが肝心。コレステロールを包み込んで排出するワカメや上昇を抑えてくれるニンニクなど、血の巡りに良い食材の力を借りて、元気に過ごしたいものですね。