ヒートショックに注意!高齢者が入浴する際の対策とは
テーマ:症状別による予防と対策
みなさん、おはようございます。
黒にんにく卵黄油サプリメント「太陽卵卵黄油黒にんにく」
通販ショップ「太陽卵美健」店長の岩と申します。
凍えるような冬一日を締めくくる温かいお風呂は幸せですね。
ただ、寒い冬はヒートショックの危険性と隣り合わせ。
脱衣所や浴室を温めたり、適切な湯温に設定したりして、
日本人の多くが好きなお風呂を安全に楽しみたいものです。
ヒートショックが高齢者の入浴時に起こりやすい主な理由や、
冬の習慣として心がけたいヒートショック対策をお伝えします。
寒い冬に集中するヒートショック
寒さに身も縮む頃、テレビの報道番組でし耳にするのが、
高齢者の入浴時に起こったヒートショックの事件ですよね。
残念なことに毎年多くの方、特に65歳以上の高齢者の方々が、
ヒートショックによる心筋梗塞や脳梗塞などで命を落としています。
消費者庁の資料によればヒートショックを含む入浴中の事故で、
命を落としてしまった数はなんと年間1万9千人(平成25年度)
その時期は冬に集中し、12月から2月だけで半数を占めています。
溺死によって命を落とす方のうち、約9割が65歳以上の高齢者で、
75歳以上の年齢層で増加するため、高齢者の入浴は注意が必要です。
入浴時に多いヒートショックとは
ヒートショックとは、温度差によって生じる肉体的ショック症状のことです。
特に高齢者は体力が衰えがち。冬場の急激な温度変化についていけません。
そのため高齢者による入浴時のヒートショックが多発してしまうのです。
急激な温度変化が問題なのは、血圧に悪影響を及ぼすため。
暖かい部屋から寒い脱衣所で服を脱げば血管は驚いて縮みます。
血管が縮むということは、つまり血圧が上がるということですね。
鳥肌を立てながら冷え切った浴室に入ればさらに血圧は上がり、
その状態で熱いお湯につかればもっと血圧が上昇します。
ところがぐんぐん血圧が上がるのはここまで。次は下がり出します。
身体が温まり始めると血管が広がって血圧が下がり始めるのです。
このような血圧の乱高下は思いのほか血管に負担をかけます。
困ったことにその影響は脳や心臓などに及ぶということも。
そのため、失神を起こして高齢者が浴室で転倒してしまったり、
心筋梗塞や脳梗塞など重大なダメージを受けてしまいます。
ヒートショックの原因は温度差!
ヒートショックの原因は、ずばり大きすぎる温度差。
そのため、入浴による高齢者のヒートショックを防ぐには、
温度差の負担をなくすということが大きなポイントとなります。
消費者庁で行ったアンケート調査では、冬の寒い日でも、
浴室や脱衣所の防寒を行っていない人が36%もいたのだとか。
高齢者のご家族がいる方はきっと大丈夫と過信するのではなく、
冬場の防寒対策をしているかどうか気にかけてあげてくださいね。
ヒートショック防止のためにも温度差の負担をなくしましょう。
入浴時に高齢者が特に心がけたいポイントは下記になります。
1)脱衣所を事前に温めておく
一つ目のポイントは脱衣所を事前に温めておくということです。
小型ヒーターなど暖房器具を脱衣所に設置して温めておきましょう。
脱ぐ際の温度差を解消することで急激な寒さを防ぐことにつながります。
脱衣所は温かい部屋から最初に移動する場所ですし、
着ていた衣服を脱ぎ、体温が急激に下がる場所でもあります。
ぜひ入浴前に温めることを、毎日の習慣にしておいてくださいね。
2)浴室を事前に温めておく
二つ目のポイントは浴室を事前に温めておくということ。
浴室暖房乾燥機などを使って事前に温めるようにしてください。
ない場合は後付けできるタイプの浴室暖房乾燥機もありますし、
シャワーをうまく使って浴室を温めるという方法もあります。
湯船にお湯をためる際にシャワーを高い位置に設置して、
その状態で給湯しましょう。湯気で浴室が温まります。
3)湯温はぬるめの41度までに設定する
三つ目のポイントは湯温はぬるめの41度までに設定すること。
寒いときは熱めのお風呂に入りたくなりますが温度が高すぎると
身体に負担がかかってヒートショックを引き起こす原因になります。
消費者庁では湯温を41度以下にするように呼びかけています。
寒いからと言って高すぎる温度にならないよう気をつけてください。
特に一番風呂の場合は湯温が高くなりがちです。
なるべく一番風呂を避けるようにすることも大切です。
高血圧の方は特に注意が必要です
高齢者の入浴時に多いヒートショックは誰にでも起こり得ます。
特に高血圧の方は温度差が大きな負担となるため要注意です。
今回ご紹介したポイントを意識して冬のお風呂を楽しんでください。
くれぐれも晩酌した直後にすぐ入浴するようなことは避けてくださいね。
また、入浴の仕方だけではなく高血圧そのものにも気をつけましょう。
たとえ、高血圧の自覚がなくても健康診断で指摘されたら注意が必要。
まだ薬は飲みたくないけれど高血圧対策をしないとという方は、
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とかく寒い冬の季節入浴時のヒートショックを避けるためにも、
ぜひ高血圧対策をして温かく幸せなお風呂を楽しんでくださいね。