黒にんにくの癌予防効果は?研究成果から効果を検証
テーマ:黒にんにくはこんな方に
みなさん、おはようございます。
黒にんにく卵黄油サプリメント「太陽卵卵黄油黒にんにく」
通販ショップ「太陽卵美健」店長の岩と申します。
黒にんにくには癌(がん)予防効果があると言われています。
どのような食べ方をするのが効果的なのでしょうか?
黒にんにくはすべての癌予防に役立つのでしょうか?
今や2人に一人が癌にかかると言われる時代です。
黒にんにくで癌を克服することはできませんが、
癌予防に役立つことが研究から明らかになっています。
専門の研究機関のデータと共に黒にんにくの癌予防効果や、
癌予防効果アップが期待できる食べ方を紹介します。
アメリカ専門機関がにんにくの癌予防効果を証明
黒にんにくの癌予防効果が注目されるきっかけになったのは、
1990年にアメリカで発表された最新の研究成果でした。
当時アメリカでは、NIC(アメリカ国立がん研究所)が中心となり、
研究プロジェクト(デザイナーフーズ・プロジェクト)を推進。
その研究成果からにんにくに癌予防効果があることが分かり、
にんにくを癌(がん)予防に有効な成分を含む食品の、
頂点にランクインしたのです。
この研究にはなんと総額2000万ドルの予算が組まれ、
アメリカが国家を挙げて進めた一大プロジェクトでした。
背景にあったのがアメリカにおける癌患者の増加です。
当時癌による死亡者が増加し癌予防の方法を探ることが、
アメリカ国家において急務とされていたのです。
そこで癌予防効果があるとされた食品を徹底的に調査。
にんにくには高い癌予防効果が期待できることが、
さまざまな研究によって科学的に証明されたのです。
癌予防効果の研究対象となったのは、127種類の食べ物。
そのうち、40種類以上の食べ物に癌予防効果があるとされ、
もっとも上位にランクインされたのがにんにくでした。
アメリカが国家を挙げ壮大な予算を投じた研究です。
にんにくには高い癌予防効果があると分かり、
癌予防効果が一躍脚光を浴びることとなりました。
薬ではないため、にんにくで癌を克服することは不可能です。
ただし、黒にんにくに癌予防効果があるのであれば、
普段の食生活に取り入れるのは有効な予防法といえるでしょう。
癌とは?癌の症状・原因・予防のポイント
ところで癌(がん)とはどのような病気でしょうか?
癌の症状や原因、発症のプロセスなどを整理しておきましょう。
癌とは正常な細胞のDNAに傷がつくことで、
細胞分裂の際にコピーミス(突然変異)が起こり、
がん細胞が生まれることから始まる病気です。
生まれたがん細胞は増殖を続けいずれ腫瘍となります。
すると、周囲の正常な細胞や組織を破壊するだけではなく、
やがていろいろな部位へ。これがいわゆる転移です。
癌の原因は今のところ明らかになっていません。
ただし、癌の原因として有力だとされているのが、
タバコの煙や食べ物などに含まれる発がん性物質です。
また、注意したいのが活性酸素による酸化ストレス。
酸化ストレスが大きくなればなるほど、
癌が発症するリスクが高まると言われています。
逆の言い方をすれば活性酸素を抑えれば、
癌発症のリスクを下げられるということです。
癌を予防するためには活性酸素を抑える効果のある、
栄養素を積極的に摂ることが大事と言えますね。
たとえば、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールは、
抗酸化作用をもつ栄養素の代表例です。
野菜に豊富に含まれる栄養でもありますから、
癌予防のためにも野菜をたっぷり食べましょう。
にんにくの癌予防効果と効果的な食べ方
では、なぜにんにくには癌予防効果があるのでしょうか?
その秘密がずばりにんにくがもつ高い抗酸化作用です。
にんにくは独特のにおいが苦手という方もいるでしょう。
ところが、あのにおい成分・硫化アリル(アリシン)こそが、
にんにくの癌予防効果を生み出す正体。
アリシンは強力な抗酸化作用をもっているのです。
にんにくの癌予防効果を期待してにんにくを食べるなら、
次の2つが理想的であると考えられています。
- ・切る・すりおろすなどの調理
- ・低温調理やオリーブオイルに溶かし出す調理法
それぞれについて詳しく見てみましょう。
1)切る・すりおろすなどの調理
まずは、切る・すりおろすなどの調理について。
にんにくを切ったりすりおろしたりすることで、
アリシンがアリチアミンという成分へと変化して、
より体内に吸収されやすくなることが分かっています。
にんにくの癌予防効果を期待してにんにくを食べるなら、
可能な限り、切ったりすりおろしたりすると良いでしょう。
2)低温調理やオリーブオイルに溶かし出す調理法
次に低温調理やオリーブオイルに溶かし出す調理法について。
たとえば、切ったものを低温でじっくり調理したり、
オリーブオイルなどに溶かし出すように調理したりすると、
ジアリルトリスルフィドと呼ばれる成分が生まれます。
このジアリルトリスルフィドには、がん細胞の増殖を抑え、
細胞自体を正常化する働きがあることが分かっています。
近年では抗がん剤にジアリルトリスルフィドを使って、
抗がん剤による副作用の軽減や抗がん剤の投与量を減らす
ための実験も行われています。
このようににんにくには癌予防効果が期待できますが、
とはいえにんにくの食べすぎは胃に負担をかけます。
にんにくに癌予防効果があるからといって食べすぎは禁物。
付け合わせ程度の量にとどめておくようにしましょう。
にんにくが癌を予防するさらなる理由
にんにくに癌予防効果があるのは他にも理由があります。
それがにんにく成分の一つ「S-アリルシスティン」です。
S-アリルシスティンはにんにくだけに含まれる独自の成分。
高い抗酸化作用をもっている上にがん細胞を攻撃する、
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる働きがあります。
2013年8月13日放映の「たけしのみんなの家庭の医学」では、
にんにくのS-アリルシスティンがもつ胃がんと大腸がんへの、
癌予防効果が取り上げられて反響を呼びました。
1986年にNIC(アメリカ国立がん研究所)が行った調査により、
にんにくを週1回以上食べる人は食べない人と比べて、
大腸がん発症リスクが32%も減少したのだとか。
また、2006年にイタリアで発表された研究結果では、
にんにくを普段からよく食べる人は大腸がんが発症するリスクが、
減少したという報告もありました。
番組の中で癌予防効果を発揮する成分として
大きく取り上げられたのが、S-アリルシスティンです。
S-アリルシスティンはにんにく独自の成分です。
にんにくが癌予防効果をもつことの一つの証と言えますね。
黒にんにくは生にんにくよりも効果的!
最新の研究成果をもとににんにくの癌予防効果を見てきました。
実は生にんにくを熟成発酵させた黒にんにくは、
癌予防効果がさらにアップしていることが期待できます。
その主な理由は次の通り。
- ・ポリフェノール量が約10倍
- ・S-アリルシステイン量が大幅アップ
ポリフェノールもS-アリルシステインも、
癌予防効果を発揮するとされている大事な成分です。
黒にんにくは生にんにくよりもこれらの成分が豊富。
つまり黒にんにくの癌予防効果のほうが高いと推測できます。
また、熟成発酵させる過程で、
がん細胞の増殖を抑えるジアリルトリスルフィドも生まれており、
にんにくの低温調理と同様の効果が期待できるのです。
黒にんにくは薬ではありません。あくまで食品。
摂り続けても癌を克服できるわけではありません。
必ず黒にんにくの癌予防効果が期待できるわけでもありません。
とはいえ、にんにくの癌予防効果がさまざまな研究で証明され、
黒にんにくはにんにくの薬効がさらに高まった食材です。
今日からできる癌予防法として始めてみてはいかがでしょうか?
黒にんにくを継続的に摂るなら有効成分をぎゅっと凝縮した、
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